

その形状から、長形種を「長芋」、扁平(へんぺい)種を「いちょう芋」、塊状(かいじょう)種を「つくね芋」と呼んでいる。この3形態がいわゆる「山芋」と呼ばれている基本タイプである。
山の芋をすりおろしたものを「とろろ」と言うが、そのネバネバを嫌う人も少なくない。しかし、淡泊な味の「とろろ」は刺し身用マグロと合わせて山かけにしたり、おそばと合わせてとろろそばで食べたり、色々な食べ方ができる。また、麦ごはんにこの「とろろ」はよく合う。麦とろご飯は、静岡が代表で、東海道中膝栗毛や東海道五十三次にもでてくる。一見、どんぶりをかきこんで食べるので、消化にわるいような気がするが、でんぷん分解酵素「ジアスターゼ」が含まれているので、消化がよい。

お好みで生姜やにんじん、ネギ、シソ、チーズなどを入れてもおいしくできる。