旬・産地
1年中出回っているが、旬は春から初秋。生育の適温は、15~20度。長野と静岡が2大生産地。
特徴
- 特有の香りがあり、香味野菜のセロリですが、紀元前からギリシャやローマでは古くから薬用や防腐剤として栽培、利用されていました。また、古代ギリシャのお祭りやミイラの首飾りにも飾られていた。
- 日本へは16世紀末、豊臣秀吉の朝鮮出兵の時、加藤清正が持ち帰った「キヨマサニンジン」(中国種セロリ=芹菜(キンツァイ)と呼ばれていた。江戸時代に、西洋種がはいってきて、「オランダミツバ」と呼ばれた。現在は、中間種タイプが最も出回っている。
種類
- [ 中間種 ]
- 葉の色が黄色種、緑色種、中間種にわけられるが、日本ではこの中間種が多くでまわっている。
- [ 緑色種 ]
- 茎葉が濃い緑色で、茎の肉が厚い。独特の香りが強く、アメリカで人気。
- [ 芹菜(キンツァイ)]
- 中国セロリ。葉はセロリより小さく、茎も細い。香りが強く、スープの浮き実としても使われるので「スープセロリ」とも呼ばれている。
栄養
- ビタミンB1、B2、C、カロチンを含む。
- カルシウム、鉄分、マグネシウムなどのミネラルも含まれているので、補血、強壮、整腸、鎮静などに効果あり。
- 繊維質も豊富なので、便秘解消に。葉にはビタミンA効果あり。 整腸作用、利尿作用、滋養強壮作用があり薬草として昔から使われている。カリウムを含み、塩分の排泄を促し、血圧を下げる効果がある。カリウムは、不足しがちなので補給源として大切な野菜。また、カリウムは、水溶性の成分なので、煮た場合は30%損失する。補給源とする場合は、生食か煮汁ごと食べるスープなどにすると、カリウムの効果が得られる。
- セロリ特有の香りに含まれている精油成分(セダノリッド、アイピン)は、口の中をサッパリさせる働きがあるので、油っこい料理や肉料理のつけあわせにピッタリ!
- 生食すると、食欲を増す作用もある。茎よりも葉の方に栄養成分を多く含むので、すべて食べるのがベスト!
選び方
- 茎は開いたものより、内側に巻き込んだもの。
- 茎の断面が「の」の字、色は白いものがよい。
- 全体に色がきれいな緑色ですじがはっきりしてつやがあるもの。
- 肉厚で第一節までが長いもの。
- 葉が青々としていて、しおれがなく、黄色がかってないもの。
- 香が大切な野菜なので、あの独特の香りがシッカリあるものを選びましょう!
- 株ごと購入した方が、鮮度が高い。
- 切り口に穴のあいているものは"す"が入っていて古いので避けた方がよい。
保存方法
- 葉と茎を分け、ぬらした新聞紙などに包み、それぞれビニール袋などに入れ立てて保存する。
- 茎は冷蔵庫で、2~3日。葉は黄色くなるので早めに。
- しんなりとしている場合は、氷水につけるとシャキッ!とする。
調理
部位で使い分けをしましょう!葉の部分は、捨ててしまわないで、しょうゆ、砂糖で煮て佃煮に。中心の軟らかい部分は、天ぷらや細かく切ってスープに。香りが強い部分なので、量を加減することが大切。茎は、生で食べたり、炒め物、煮込み料理、お漬物などに。
切り方
スジは、切り口に包丁をあてて、一筋ずつ手前にひくようにして取る。適当な長さに切ってから、根元からそぎ取る。
入浴剤に
セロリの葉を細かく刻み、日干しをする。ガーゼや木綿などで袋を作り、乾燥したセロリの葉を入れる。効能は、体が温まり、冷え性、肩こりに。