特徴
- ユリ科の多年草で原産地は中央アジア、キルギス地方。
- 5000年以上、古代エジプト時代から、強壮効果を目的に食べられてきた食材。
- あのクレオパトラもにんにくを愛用していたという説もある。
- 2~3000年前の古代エジプトのピラミッド建設時に、にんにくはその労働者や衰弱、頭痛など薬用に使われていた事が、パピルスに記されている。
- 約2000年前に日本に伝わったにんにくは、仏教の「忍辱(にんにく)」に由来。健康・体力回復・薬用のためにあらゆる困難に耐え忍ぶという意味。英語であるガーリックは、ガー(槍)、リック(辛い味)というアングロサクソン語に由来している。
- にんにくの独特のにおいは、揮発性有臭物質アリシンで、様々な効力もアリシンの働きによるもの。
- 主な産地は、青森。ほかに四国(香川、徳島、高知、愛媛)。
栄養
- アリシンは、強い殺菌力がある。体に侵入したウィルスを殺菌する。
- ビタミンB1の吸収を高め、糖質の代謝を盛んにし、疲労を回復させる。ビタミンB1を多く含む食材は、豚肉、鰈(かれい)、大豆など。
- アリシンを加熱すると、アホエンができ、血液をサラサラにする効果がある。
- セレンという物質を含み、免疫力を高める作用がある。抗酸化作用の働きで、ガン予防の食材として注目されている。ガン予防は、ビタミン類を多く含んだ緑黄色野菜=おくら、ブロッコリー、にんじんなどと一緒に食べるとよい。
- 整腸作用、利尿作用、滋養強壮作用があり、昔から、薬草として使われている。葉はビタミンAを含む。
保存・選び方
- なるべく涼しく、湿気のない風通しの良い場所でビニール袋等で密封しないように保存する。
- 発芽していない、堅く太ったもの。
- 茎は開いたものより 内側に巻き込んだもの。
- 茎の断面が「の」の字、色は白いものがよい。
- 茎の全体の色がきれいな緑色でスジがはっきりしてツヤがあるもの。肉厚で第一節までが長いもの。
- 葉先がピンとしているもの。
調理のポイント
にんにくの香りは、切ったり、つぶしたりすることででてくる。香りをだしたい時は、細かく切ったり、つぶしたりするとよい。長時間加熱すると、薬効成分が分解してしまうので、手早く調理するのがポイント!
にんにくの食べ方
にんにくは、効力が強いので、食べ方に注意が必要!生なら、1日1片。加熱したものなら、1日2~3片。 食べすぎは、貧血になるので、気をつけましょう!また、空腹時に、生のにんにくを食べると、胃粘膜を傷つけ、胃痛をおこす原因になるので、加熱するとよい。
にんにくと言えば、ドラキュラ
ドラキュラは、にんにくが大嫌い。でも、日本でも疫病除けに食べたり、軒につるし、邪気払いする風習があるのです。