旬
1年中出回っているが、春秋の冷涼な気候が適した野菜なので、10~4月が旬。カリフラワーの紫色種の「パープルフラワー」は11月ごろから少量出回る。
種類
「スノーキング」「スノークラウン」「スノーニューダイヤ」「スノードレス」など、やはり白い野菜をイメージしたネーミングが多い。しかし、最近は交配が進み、「バイオレットクイーン」という、茹でると鮮緑色になる紫色花蕾のもの、また「オレンジブーケ」という花蕾面は鮮やかなオレンジ色で、花肉は淡黄色のものもある。
特徴
- 野生キャベツの改良種のひとつで、ブロッコリーと同じ仲間。花野菜という呼び名もある。また、花甘藍(ハナカンラン)とも言われ、カンランとはキャベツの別名であり、カリフラワーもキャベツの仲間であることが分かる。
- 食用にしているのは、若い花軸とつぼみの部分で、くせのない淡白な味のため、和・洋・中華料理と幅広く用いられている。
- 原産はヨーロッパの西部で、日本に入ってきたのは明治になってからですが、どこでも手軽に栽培できるところから、戦後、急速に普及した。主な産地は徳島、長野、大阪など。
- ブロッコリーはカリフラワーの原型。芽キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーなどは、みなキャベツの品種改良の成果。花期は春。春になるととうが立って、黄色い4弁の花をつけます。
栄養
- とくにビタミンCが豊富で、熱を加えても壊れないという特徴があり、150gのカリフラワーをゆでて食べるだけで、1日に必要なビタミンCが摂取できるほど。
- お米に少ない必須アミノ酸のリジンやヒスチジンも豊富。
選び方
つぼみの開花していない、硬く引き締まったものがよい。直径15cmくらいが手ごろで、大きいものは大味。色は純白か、薄いクリーム色。採取期が遅れると紫がかる。全体に黄色味を帯びたり、茶色のシミが付いているものは、市場に出てから日がたったもの。
保存方法
変色しやすいので、ラップに包んで冷蔵庫で保存。ゆでてから保存するのも良い。
調理のコツ
- 下ゆでが必要。丸ごとゆでる場合は、必ず根の方を上にして、浮き上がらないようにふたをしてゆでる。たっぷりの熱湯に、酢か塩、薄切りレモンなどを加えると白くゆで上がる。
- また、水に小麦粉を加えてゆでると、早く柔らかくなる。ゆですぎると、香りと歯ごたえを失うので気を付けること。
- ビタミンCが一番多いのは葉内部。この部分は捨てずに、細かく切って小エビなどと一緒にかき揚げにしたりするとおいしく食べられる。