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野菜(やさい)

南瓜(かぼちゃ)
南瓜(かぼちゃ)

旬の時期:夏

ウリ科カボチャ属

夏の野菜なのに、どうして冬至にかぼちゃ?

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うんちく
  • 6月~9月で、この頃のものは甘みが強い。
  • 保存がきくので、夏、完熟したかぼちゃを、冬まで保存し、ビタミンたっぷりのかぼちゃを冬に食べ、抵抗力をつける。そんなところからも、冬至にかぼちゃを食べる風習が残っている。
  • 冬は、輸入ものの西洋かぼちゃが出回る。ハロウィンのある10月はかぼちゃのお菓子が出回る全盛期。
歴史

歴史ではないが、シンデレラの馬車と言えば、かぼちゃ。女の子が一度は夢を見る・・・だから、女性はかぼちゃがすきなのかな。。。さて、本当の歴史・・・日本かぼちゃは日本に最初に渡来した品種で、1541年(戦国時代)にポルトガル人がカンボジアから持ち込んだといわれ、カンボジアがなまってかぼちゃと呼ぶようになったといわれている。西洋かぼちゃは1863年(江戸末期)にアメリカからやって来て、明治初期に北海道で栽培が開始。ペポかぼちゃは秀吉の時代には渡来していたとされているが定かではない。

産地

原産地はアメリカの五大湖から南アメリカ大陸のチリに至るまでの広い範囲。日本での主な産地は北海道で日本全国生産量の約15%を占めています。そのほか長野県、東北地方、九州でも栽培されているが、冬はニュージーランドやメキシコなどから輸入したものが出回っている。

栄養

栄養価の高い緑黄色野菜で、カロチンやビタミンB1、B2、Cを多く含んでいる。カロチン、ビタミンCには抗酸化作用があり、活性酸素を除去してガン細胞の発生を防いでくれるので、かぼちゃは優秀なガン予防食品といえる。また、カルシウム、鉄分もバランス良く含んでいる。

  • ベータカロテンは体内で生じる活性酸素から体を守り、発ガンを予防するといわれています。たっぷりの日の光が育んだニュージーランドかぼちゃは重要な栄養素ベータカロテンの宝庫。
  • 食物繊維は便秘に効果的。大腸ガンや高血圧の成人病に効く。もちろんダイエット効果もある食物繊維はまさにいいことづくめ。
  • ビタミンAは目と粘膜のビタミン。ガン予防効果に期待できる。ビタミンAには、初めからビタミンAのかたちで動物性植物食品に含まれるレチノールと緑黄色野菜に含まれ、体内でビタミンAに変わるベータカロテンがある。
  • ビタミンB1は日本人には不足がちな消化と精神のビタミン。ビタミンB1不足は疲れがたまる。
  • ビタミンB2は成長に欠かせない水溶性のビタミンで、リボフラビンともいう。発育を促進し過酸化脂質の害からからだを守る。
  • ビタミンCは壊血病を予防することから発見された水溶性のビタミン。肌のしみを防いだり、風邪からガンまで予防する働きがある。
選び方

かぼちゃは収穫時はでんぷんが多く、熟成が必要です。熟成してくると果肉の黄色が赤みを帯びてくるので、それを目安とする。外見だけで見分けるには、ヘタの部分がコルク状になり、たてにひびが入っていて、皮が分厚く、ずっしり重いものを選ぶと良い。 ヘタの茎が枯れて、縦に割れているものが完熟品。

  • 西洋かぼちゃは緑色が濃く、縞模様のはっきりとしているものもポイントです。
  • 日本かぼちゃは、菊座のへたの部分が盛り上がって、縦の溝が深いものもポイントです。切り売りの場合は果肉が濃い黄色で、肉厚なものがよい。種がしっかりとついていて、ワタが乾いていないものを選びましょう。
  • ペポかぼちゃの場合は皮の色が鮮やかで色むらのないものを選びましょう。切り口は新鮮なものがよい。
調理・保存

調理の用途は様々。和風、洋風ももちろんのこと、パンやスイーツでも人気が高い食材。品種多いので用とも多く、非常に身近な食材。
保存は、まるごとなら冷暗所(室温10℃前後で風通しの良いところ)で、1~2ヶ月の長期保存ができます。カットしたものは必ずワタや種を取り除いてからラップし、冷蔵庫で1週間ぐらいが目安です。

種類

【日本かぼちゃ】

[ 黒皮 ]
黒皮数少ない日本かぼちゃで、高級料理店でよく使われています。小形で、見た目は美しいけれど、味は水っぽく品質はやや落ちます。溝が深く濃い緑色をしています。旬は初夏(早生モノです)。
[ 菊座 ]
日本かぼちゃの代表種です。外皮が菊の花のように縦に並んでいるのでこの名前がつきました。やわらかく、水っぽい。薄味で煮るには適しています。旬は夏から秋です。
[ ちりめん ]
表面の小さなこぶがちりめん状にあるのでこの名前がつきました。
[ 鹿ヶ谷(ししがたに)]
京都の伝統野菜のひとつで綾部が主産地。ひょうたんの形をしています。現在は料亭用、観賞用がほとんどです。肉質が緻密・粘質で煮炊きしても形が崩れません。
[ 日向(ひゅうが)かぼちゃ ]
宮崎特産の黒皮かぼちゃ。
[ みやこ ]
北海道で一番多く作られているかぼちゃです。

【西洋かぼちゃ】

[ えびす ]
えびすかぼちゃ黒皮栗かぼちゃの一種。栗かぼちゃの代表的なかぼちゃです(最も多くで回っているかぼちゃのうちの一つ)。表面はスイカのような緑の濃淡が縦に走っています。
[ 黒皮栗 ]
えびすかぼちゃに似ていますが、表面にやや凹凸があり、浅い溝があります。
[ 栗あじ ]
まるで栗を逆さまにしたような形をしています。糖度が高く、甘いかぼちゃです。
[ 赤皮栗 ]
鮮やかな朱色の皮をしています。表面にはやや凹凸があり、薄い朱色の線が縦に何本か走っています。西洋かぼちゃの中でもとくにほくほくしておいしいです。ソテーや揚げ物に好まれています。
[ 打木(うつぎ) ]
打木かぼちゃ赤皮栗かぼちゃの仲間で、朱色をいしています。形は紡垂系。皮はそんなに固くありません。
[ 雪化粧(ゆきげしょう) ]
主に北海道で作られているかぼちゃです。雪化粧をした山のように白っぽい色をしているのでこういう名前が付きました。流氷がくる頃まで保存できる(味が落ちない)ことから別名を流氷かぼちゃとも言います。粉質で果肉は淡い黄色。茹でると鮮やかな黄色になります。ホクホクと甘く、一度食べるとやめられないと評判で、ここ数年かなりの人気です。

【ペポ種】

[ ズッキーニ ]
外見はきゅうりに似ていて、太さはきゅりの2~3倍あります。緑色種(オーラム)と、黄色種(ダイナー)があり、黄色種のほうがやや小ぶりです。「ズッキーニ」はイタリア語。フランス語では「クルジェット」、英語では「サマースクウォッシュ」といいます。イタリアやフランスなどの西洋料理では日常的に利用されている野菜です。
[ 花ズッキーニ ]
花つきの幼果です。軽くゆでたり、揚げ物に。花の中に肉や魚を詰めて焼くフランス料理もあります。
[ 球形ペポかぼちゃ ]
玉ズッキーニともいいます。正確にはイギリス種のベジタブルマローのことをいいます。完熟すると、大きさは直径10cm前後になります。
[ マーシェットキング ]
ズッキーニよりもひとまわり大きく、甘みが強いです。イギリス種のベジタブルマローの仲間とも、ズッキーニの仲間とも言われています。
[ 金糸うり ]
形、色がまくわうりに似ています。肉質が荒く、繊維質に富んでいて、半分に切って茹でると果肉が糸状にほぐれます。別名「そうめんかぼちゃ」とも言われています。
[ 綿甘露 ]
形がおもしろく色も鮮やかなので、おもちゃかぼちゃとも呼ばれています。
[ デリカ ]
ひょうたんのような形で、皮は薄く、赤みがかかった黄色をしています。下の丸みのある部分に種とわたが入っています。
[ エイコンスカッシュ ]
お尻が尖ったハート形をしていて、深い溝が縦に走っています。皮は濃い緑色。
[ スイートポテト ]
長細く、浅い溝が縦に走っています。ペポかぼちゃの中では甘みがあります。煮込み料理やオーブン焼きにします。
[ バナナスカッシュ ]
大きなものは長さが60~70cmあり、アメリカのスーパーでは輪切りにして売られています。
[ テーブルクイーン ]
手のひらにのるほどの大きさで、詰め物に使われることが多いです。
[ ターバンスカッシュ ]
おもしろい形に美しい色彩をしていますが、皮も果肉も固いので、主に観賞用として使われています。
かぼちゃ供養

毎年、京都のお寺を中心に催される「かぼちゃ供養」。この時にかぼちゃを食べると、中風や風邪を患わないご利益があるといわれている。栄養面から見ても、このご利益が本当であることは十分納得でき、たとえば、かぼちゃのオレンジ色の色素であるカロテンは、体内でビタミンAとなり、粘膜や皮膚の抵抗力を高め、まさに風邪を予防してくれる栄養素。この他かぼちゃには、ビタミンB群、C、E、血圧の上昇を抑えるカリウム、食物繊維などが多く含まれている。

冬至にかぼちゃを食べると病気にならぬ

「中風」は脳出血などによる体の麻痺症状のことで、古くは風にあたって引き起こされると信じられていた。「冬至にかぼちゃを食べると中風にならない」とか「通風にならない」とか「風邪をひかない」といわれ、現在でも冬至にはかぼちゃを食べる習慣が残っています。ビタミンたっぷりのかぼちゃは粘膜を丈夫にし、風邪に対する抵抗力をつけます。冬本番を迎える時期を健康で過ごそうという、昔からの知恵です。

虫さされにかぼちゃの花や葉

かぼちゃの花や葉は虫さされに効くので、昔はよく利用されていました。花は指でつぶし、葉は塩でもんでから虫にさされたところにつけると、腫れやかゆみを抑える効果がある。

むくみにかぼちゃの種

かぼちゃの種には利尿作用があるといわれ、煎じ液はむくみに効果がある。天日に干して乾燥させた種をから炒りし、10~20gを3カップの水で半量くらいになるまで弱火で煎じ、1日数回空腹時に飲むとよい。

冷え症にかぼちゃのスープ

かぼちゃには体を温める作用があるので、冷え症に効き目がある。温かいスープ仕立てにするとさらに効果があり、体が芯から温まる。他の野菜をたっぷり入れて具だくさんに仕上げたり、まるごとポタージュにしてもよいでしょう。

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レシピ
かぼちゃのバター炒め
・・・材料(2人分)・・・
かぼちゃ 100g/バター 大さじ1/シナモン 適量
  1. かぼちゃは厚さ1cmぐらいに切る。
  2. お皿に並べて電子レンジで約1~2分加熱する。
  3. フライパンにバターを入れ、かぼちゃを焼く。ちょっと焼き色がつくぐらいがおいしい。
  4. お好みでシナモンをふる。

焼く前に電子レンジで加熱するので、皮もやわらかくなっておいしく食べられます。

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かぼちゃのコロッケ
・・・材料(4人分)・・・
カボチャフレーク(パウダー) 60g/マッシュポテト 40g/水 170cc/玉ねぎ 100g/合挽肉 100g
<調味料A>塩・こしょう・ナツメグ 少々
  1. かぼちゃフレーク・マッシュポテト・水を混ぜ合わせる。
  2. 玉ねぎのみじん切り、合挽肉をバターで炒め(1)と、合わせる。
  3. (2)に<調味料A>で下味をつけ、8個の小判型にまとめ、小麦粉、とき卵、パン粉の順に衣をつけ、180℃の油できつね色にカラっとあげる。
  4. 器に盛り、付け合わせとソースを添える。 アツアツでお召し上がり下さい。
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かぼちゃのポタージュ
・・・材料(4人分)・・・
カボチャフレーク(パウダー) 70g/ブイヨン カップ2杯/牛乳 カップ1杯/バター 大さじ1杯/塩・こしょう 少々/クルトン 大さじ2杯
  1. 鍋にかぼちゃフレークとブイヨンを入れてよく混ぜ合わせ、火にかけ、焦がさないように混ぜながら、一煮立ちさせる。
  2. (1)に牛乳を加えて煮立て、塩・こしょうで味をととのえる。
  3. 火をとめて、バターを加え、器にそそぎ浮き身にクルトンを浮かせる。
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焼きかぼちゃ
・・・材料・・・
かぼちゃ/塩/バター(マーガリン)
  1. かぼちゃは、皮をよく洗う。
  2. 縦4つ割にして、種とわたの部分を取り除く。
  3. (2)を横2つ割にし、1cmほどの厚さに切る。
  4. あれば鉄板、なければフライパンにバターを好みの量入れ、切ったかぼちゃをじっくりと焼く。
  5. 竹串がすっと通れば出来上がり。軽く塩を振って、アツアツを召し上がれ。
    表面がカリッとなるまで焼いてもこおばしくっておいしいです。
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かぼちゃ揚げ
・・・材料・・・
かぼちゃ/めんつゆ/揚げ油
  1. かぼちゃは、5mmくらいの厚さに切る。
  2. 油を熱し、そのまま揚げる。
  3. めんつゆをお好みの濃さで、かぼちゃがひたひたになるくらいにし、揚げたかぼちゃを入れる。
  4. めんつゆが、なじんだらできあがり。

かぼちゃの煮物が苦手な子供も、きっと食べやすいです。

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