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野菜(やさい)

牛蒡(ごぼう)
牛蒡(ごぼう)

旬の時期:冬

キク科

繊維質たっぷりで、体にいい!

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うんちく
特徴
  • ユーラシア大陸に広く野生していて、10世紀以前に中国から薬草として渡来したといわれ、世界で唯一日本で作物化された植物。
  • 食用にしているのは日本と台湾だけで、欧米人から見れば珍しい野菜。
  • 耕土が深く水はけのよい関東では、滝野川郡を代表とする細長いごぼう、耕土があまり深くない関西では、短いごぼうや葉ごぼうが発達してきたが、現在の主流は細長いごぼう。
種類と旬
[ 葉ごぼう ]
  • 関西を中心に5~6月に出回るもので、柔らかい葉柄と若い根を食用にする。
  • 花が白く茎も白っぽいのが特徴で、越前白茎白花が有名。
  • 独特の爽やかな香りがあり、炒めものや和え物などに利用される。
  • 葉があまり長生きしないので新鮮なものを選ぶ。
  • この時期だけに出回るので珍重される。
[ 滝野川ごぼう ]
  • 元禄時代に現在の東京都北区滝野川付近で栽培されていたもので、長根種の基本種として改良品種も多く生まれている。
  • ごぼうの年間生産量の50%はこの品種で、生産地も関東5県が占めている。
  • 旬は冬ですが、貯蔵が容易なため年中出荷されている。
[ 新ごぼう ]
  • 初夏に出回るため「夏ごぼう」とも呼ばれ、直径1.5cm程の柔らかい若いごぼう。
  • 香りもよく、関東では同じ頃が旬のどじょうと組み合わせた「柳川なべ」に欠かせないごぼう。
[ 堀川ごぼう ]
  • 京都の堀川で栽培が始まったもので太くて短い。直径は4~5cmほどもあり、中心が空洞になっている。
  • 滝野川ごぼうを移植栽培して土中で2~3年かけて育てるため、きめが細かくしまって香りもある。
  • 中に詰め物をした煮物がポピュラー。
栄養
  • 成分のほとんどが食物繊維。腸の働きを活発にし、便の量も増え、スムーズに排出されやすくなる。
  • よくかんで食べるので満腹感が得やすく、肥満防止に効果的。
  • 腸の中の発ガン性物質を排出する。
  • コレステロール値を下げて、動脈硬化を予防。
  • 塩分の吸収をさまたげて高血圧を予防する。
  • 糖尿病の予防と治療に効果的。
  • 銅などのミネラル分も多く含まれている。
  • 空気に触れると褐変するのは、ごぼうの色素「クロロゲン酸」が含まれているため。
  • 独特の歯ごたえは水酸化物の一種イヌリンと繊維質のセルロースでどちらも腸を掃除してくれる働きがあり、肝臓機能を高めるともいわれる。
  • 種子は「牛蒡子(ごぼうし)」といわれ、漢方薬のひとつ。 解毒や利尿剤として用いる。
  • 低カロリーのため、最近では洋風料理にも使われるなど、若い女性のダイエット食品としても人気が高い。
選び方
  • 最近では洗いごぼうをよく見かけるが、やはり泥付きの方が鮮度が保てるので、なるべく泥付きを。
  • 大きさが均一で曲がりがなく、ひび割れなどのないすらりとしたものがよい。
  • 洗いごぼうなら、きめが細かく、しなやかなものが新鮮。しわがよっていたり、堅いものは避ける。
保存
  • ごぼうは乾燥に弱く、風に当たるとコルク状になって堅くなってしまう。
  • 泥付きのものは新聞紙に包んで冷暗所に置くか、土をかぶせておくと長もちします。
  • 洗いごぼうは鮮度が落ちやすいので、半分程に切ってポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れる。
  • ゆでたり煮たものは冷凍保存も可能。
調理時のコツ
アク抜き
ごぼうは皮目に香りやうまみが集中しているので、皮をむいてしまうとせっかくの味わいが薄れる。それに切り口は空気に触れると変色するので手早く水にさらして、アク抜きを。
表面をよくたわしで洗い包丁の背でこそげるようにして、皮を取り除く。酢を数滴たらすとよりいっそう白くなるが、新鮮なものなら水だけでも十分。あまり長くさらすとうまみも抜けるので、10~20分程度に。
切り方
  • 斜切り・・・煮物などでよく使いますが、切り口の面積が多いため味の含みがよくなる。
  • せん切り・・・サラダやきんぴらの時によく使われますが、まず斜薄切りにしてから切ると楽。
  • 乱切り・・・回転させながら同じくらいの大きさに切る。
  • ささがき・・・鉛筆削りの要領で薄く切る方法で、縦に切り込みを入れて、削りながら水にさらす。
過熱
  • ゆでる・・・酢を加えた湯でゆでると、色が白くなって見た目もきれい。煮物にする場合もさっとゆでるとアクが抜けて、味も含みやすくなる。
  • 炒め煮・・・ごぼうと油の相性のよさから生まれた伝統的な調理法。はじめに油で炒めてから調味料を加えて入りつけるように煮る。
  • 煮る・・・じっくりと味を含ませる方法と、ささがきにして短時間で火を通す方法がある。
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おすすめレシピ一覧

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レシピ
きんぴらごぼう
・・・材料(4人分)・・・
ごぼう 中1本/にんじん 小1本/ごま油・サラダ油 各大さじ1/七味唐辛子(または粉山椒) 少々
  1. ごぼうはタワシでこすって皮を洗い、マッチ棒くらいに切ります。切り方はまず、長さを5~6cmに切りそろえ、縦に薄切りにしてから重ねて縦に細く切ります。 切ったらすぐ、水に約10分つけ、アク抜きをしてざるに上げます。にんじんもごぼうと同じように切ります。
  2. なべを熱してごま油とサラダ油を入れ、回しながらなじませます。先に火の通りにくいごぼうを入れてよく炒め、しんなりしたらにんじんを入れて炒め合わせます。
  3. 油が全体になじんだら、みりん、酒、しょうゆの順に加え、手早くかき混ぜて味をしみ込ませます。火加減はやや強火で。
  4. 手早くかき混ぜながら汁気を飛ばします。汁気がなくなったら、すぐバットにあけて冷まします。七味唐辛子かお好みで粉山椒をふり、盛り付けます。

終始強めの火で手早く炒めて歯ごたえを少し残すようにするのがポイントです。

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ごぼうの土佐煮
・・・材料(4人分)・・・
ごぼう 1本/酢 少々/米のとぎ汁 適量/だし汁 2カップ/砂糖大さじ 1~2/しょうゆ 大さじ1~2/塩 少々/かつお削り節 1/2カップ
  1. ごぼうはタワシでよく洗い、包丁で皮をこそげ落とします。4cm長さに切り、太い部分は縦半分に切り、酢水に放して、10分程アク抜きをし、水気を切ります。
  2. なべに(1)のごぼうと米のとぎ汁を入れて中火にかけ、20分ほど下ゆでをします。
  3. (2)を水洗いしざるに上げ水気を切ります。
  4. なべに(3)のごぼうとだし汁を入れ、ふたをして中火にかけます。20~30分煮たら砂糖を加え、さらに煮汁が半分になるまで煮て、しょうゆと塩、半量のかつお削り節を入れます。
  5. (4)のなべのふたを少しずらして更に煮詰め、煮汁がほとんどなくなったら残りのかつお削り節を加えます。なべをゆすりながら全体にからめて、盛り付けます。
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ごぼうサラダ
・・・材料(4人分)・・・
新ごぼう 3本/サラダ油 小さじ1/塩 小さじ1/4
<調味料A>マヨネーズ 大さじ3/鮭フレーク 大さじ2/レモン汁 少々
  1. 新ごぼうはタワシでよく洗って皮をこそげ、斜薄切りにし、さらに少し重ねながら重ねてせん切りにします。
  2. 水につけて3分程アク抜きをしたら、ざるに上げて水気を切り、耐熱性のボウルに入れてサラダ油と塩を全体にかけて混ぜ、表面を平にします。
  3. (2)のボウルにラップをかけ、電子レンジで2分30秒から3分程過熱します。
  4. ごぼうがややしんなりとしたら取り出して冷まし、<調味料A>の材料を加えて全体に混ぜ合わせて、器に盛り付けます。

電子レンジで加熱するからとっても簡単!

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