旬
品種は豊富で、一年中出回っているのは青首大根!秋から冬にかけて(10下旬~2月)が、一番おいしい時期。甘みも強く、水分も多い。日本では、古くから親しまれ「日本書紀」にも記されている。
種類
- [ 青首(あおくび)大根 ]
- 一番出回っている。葉の付け根部分が青い。
- [ 聖護院(しょうごいん)大根 ]
- 青首大根の仲間。(根の部分が丸い) 水分が多く、繊維が少ないのが特徴。関西地方で人気が高い。柔らかいので煮物や漬物に。
- [ 亀戸(かめいど)大根 ]
- 東京の亀戸が特産だった。2月から5月に出まわる。細長く小ぶり。
- [ 練馬(ねりま)大根 ]
- 葉が大きく広がっているのが特徴。肉質は柔軟で水分が多い。
- [ 三浦(みうら)大根 ]
- 神奈川県三浦市で作られる。大きなものが3kg程に。煮込み用に適している。
- [ 桜島(さくらじま)大根 ]
- 世界最大の大根。大きなものは20kgを超える。煮崩れしにくい。鹿児島県特産。
- [ 源助(げんすけ)大根 ]
- 辛味が少ないので、煮物や漬物に。金沢名物の「だいこんずし」が有名。
- [ 守口(もりぐち)大根 ]
- 世界最長の大根。長さ120cmが標準。粕漬けされた「守口漬け」は、愛知県特産。
- [ 辛味(からみ)大根 ]
- 辛味が強く、おろし専用。薬味に使う。おろしたてが一番辛い。
- [ ラディッシュ ]
- ヨーロッパ大根。「二十日大根」とも呼ばれる。20日くらいで収穫できることからこの名前がついた。直径2~3cmの球形。赤丸、白丸、赤長、白長と種類も豊富。彩りや付け合わせ、サラダに。
- [ 貝割れ(かいわれ)大根 ]
- 彩りや付け合わせ、サラダに使われる。発芽してすぐのもの。スプラウト。発芽するエネルギーは大きく、栄養もつまっている。ブロッコリー、そばなど、大根に限らずいろいろなスプラウトが店頭に並ぶようになった。「もやし」もスプラウト!
栄養
- 首の部分は特に、ビタミンCが豊富。
- 消化を助けるジアスターゼ、解毒作用のあるオキシダーゼという消化酵素を含むので消化がよく、胃腸の弱い人、便秘がちの人に効果あり。
- 葉の部分には、ビタミンAとC、カルシウム、鉄分、カリウムなどを含んでおり、これは根の部分には含まれていません。
- 葉を常食すると、ニキビや吹き出ものが治ります。目の充血、歯茎の出血にも効果あり。
- 大根おろしを布にのばして湿布すると、打ち身、肩こり、筋肉疲労などによいとされています。
- 切干だいこんは、生のだいこんより、ビタミンB1、カルシウム、鉄分などを多く含んでいます。
選び方
- 葉に勢いがあるもの。美しい緑色。(時間が経つと、葉が黄色くなる)
- 葉が切り落とされているときは、切り口が新鮮なもの。
- きめこまかく、はりがあり白くきれいなもの。(ひげ根やくぼみのないもの)
- 持ってみて重みが、「ずっしり」と感じるもの。
- 買ってきたら、葉を切る。(葉をつけたままにすると、日持ちがよくない)
- 冬場は新聞紙に、霧吹きなどで軽く水分を与え全体的に包む。根を下にして、冷暗所に立てて保存。
- 夏場新聞紙に、霧吹きなどで軽く水分を与え全体的に包む。さらに、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に立てて保存。
調理時のコツ
- [ 葉 ]
- 買ったその日のうちにすぐ調理。浅漬け、菜飯、味噌汁のいろどりなど。
- [ 首の部分 ]
- 生食用に最適。なます、サラダ、おろし、刺し身のつまなど。
- [ 中央の部分 ]
- 煮物に最適。おでん、ふろふき大根など。
- [ しっぽの部分 ]
- 辛みが強い部分なので、味の濃い料理向き。辛みは煮ると、甘みに変化する。味噌汁の具、ぬかづけ、薬味など。
- [ 茹でる ]
- 米のとぎ汁か米粒を入れるとアクが抜けて甘味が増す。
すずしろ
日本では、古くから親しまれ、春の七草の「すずしろ」のこと。ちなみに、春の七草は「せり」「なずな(ペンペン草)」「ごぎょう」「はこべ」「ほとけのざ」「すずな(かぶ)」「すずしろ」。
大根の葉を育ててみよう!
少し葉っぱが残っている大根を買ってきたら、葉と白い部分を少し多めに切り落とし、水をはった器に入れ、日当たりのいいところに置いておく。水は、こまめに変えよう!何日かすると、若芽がでてきます。菜飯や味噌汁のいろどりなどにどうぞ。
簡単!菜飯の作り方
↑の方法で、大根の葉が育ったら・・・または、たくさん手に入ったら、菜飯はいかが?
大根の葉は、塩ゆでをして水分をとり、細かくきざんでおく。炊き上がったごはんに、ゆでた大根の葉、塩、ごま(入れると香ばしくっておいしい)を入れます。炊く量により、それぞれ違いはあるけれど、ゆでた大根の葉は、2合のごはんで、ピンポン玉くらいの大きさくらいで大丈夫です。
大根葉がたくさん手にはいったら、全部ゆで細かく切り、ピンポン玉くらいの大きさにして、ラップにくるんで、冷凍庫で保存ができますよ。おにぎりにしてもいいし、お弁当にもピッタリ!
お鍋に大根
大根を20cmくらいに切り、ピーラー(皮むき器)で、皮をむく要領で、ずーっと。すると、「きしめん」みたいな大根ができあがり!これを、そのままお鍋にいれちゃいます。人参も同じようしして入れると、いろどりよく、たくさん食べれます。水炊き、すき焼など、なんでもいける!薄いので火の通りも早い。
大根役者
芝居が下手な役者のこと。これは、大根をたくさん食べてもおなかをこわさない。つまり、あたるためしがない。。ということからきている。