

葉ものの旬は、冬。この時期は、霜にあたると甘みが増す。ただし、生育時期が短く、連作も可能なため、1年を通じて出回っている。
中国野菜の代表選手。広東白菜の仲間で、中国では青菜の半分以上を占めている。日本にもすっかり定着している。中国では葉が重なって球状になるものを「大白菜」球状にならないものを「小白菜」と呼び区別していて、青梗菜(ちんげんさい)は後者のタイプで1970年代に伝わった当初は、いろいろな名で呼ばれていたが、農林水産省で青軸のものを「青梗菜(チンゲンツァイ)」、白軸を「白菜(パクチョイ)」と定め、全国に定着。普通は1株100gほどで、30~40gの小株で若取りされるものを「ミニ青梗菜」と呼んで区別し、中国料理店で使われている。歯ごたえのよさ、火を通してもかさが減らないのが特徴。
暑さ、寒さに強く、クセも少ないので、日本での栽培も盛ん。埼玉、千葉をはじめ、各地の都市近郊、夏場は、北海道、東北、長野でも栽培されている。
ビタミンA、C、カロテンが豊富な緑黄色野菜。ビタミンは、風邪の予防に。アルカリ性のミネラルも豊富で、胸やけや胃のムカつきによい。メラニンの生成を抑える働きもあるので、美白効果に期待。カルシウム、カリウム、食物繊維も含まれている。
葉と茎で火の通りが違うので、切り分けてから調理する。茎に葉を少しつけて切り、茎の部分を放射状に2~4つ割に。切り口に流水を当て、根元の茎についた汚れを洗う。茎の間に入った水気をよくふりきってから使うと水っぽくならない。
塩と油を入れてゆでるとツヤや風味がよくなり、甘味も生きる。たっぷり湧かした湯に塩と油少々を入れ、洗って水気を切って茎から入れ、10~20秒ゆでる。葉も入れて、色が鮮やかになるまで火を通す。少し歯ごたえが残るように手早くゆでるのがコツ。ゆであがったらざるにとって水気を切り、広げてさます。炒める時は、油に塩少々を加えると色鮮やかで塩味のむらも防ぐことができる。火はずっと強火にし、短時間で。大きなままでゆでる時は根元に包丁で十文字に切り目を入れ、切り目を手で広げて株を割る。
一般的に中国野菜と称されているのは、1970年代の日中国交回復の頃に広まった野菜。一時ブームとなり、いろいろな種類が伝わったが、国内で栽培されるまでに広まったのはチンゲンサイやターツァイ、茎にんになど。グルメブームや健康志向に伴って中国野菜の需要は伸び、国内でかなりの種類が生産されている。ただし、中国の野菜の中には、古くから日本に伝わり、気候風土になじんで変化したものもある。緑黄色野菜が多く、クセがないのが特徴。炒めものに向き、油と一緒に取ることで、栄養に吸収を高めることができる。

寒い冬は、とろみのついたスープを飲むと、体が温まります。
豆腐を薄い短冊に切って入れてもボリュームがでます。