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果物(くだもの)

西瓜(すいか)
西瓜(すいか)

旬の時期:夏

ウリ科スイカ属

浜辺でスイカ割り!夏の風物詩ですね。

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うんちく
産地

アフリカ中部の砂漠地帯といわれています。中国を経て、日本に渡来したのは14世紀、16世紀と諸説がありすます。「西瓜」の由来は、中国の西域から伝播されたところからついたものです。

歴史

4000年前の古代エジプトで、「アバッチチューム」という名で栽培されていたのではないかと、発見された壁画から明らかとなっている。世界各地に広まったのは400年くらい前だと言われている。日本では、江戸時代の書物に「水瓜」と言う名で記されている。本格的に栽培されるようになったのは、大正時代。

栄養

英語では「ウォーターメロン」というように、成分は90%以上が水分で、10%近くが糖分です。果汁には、利尿作用ががあるカリウムやシトルリンが含まれています。西瓜の利尿作用は、むくみを改善するほか、尿と一緒に余分な塩分を排泄することから高血圧や動脈硬化、膀胱炎、腎炎にも効果があるといわれています。利尿作用は、果肉より皮のほうに強いといわれています。

  • 西瓜の種子には、リノール酸やタンパク質が非常に多く、ビタミンB群やEが豊富に含まれています。
  • 果糖やブドウ糖はエネルギー転換が速やかなので、夏の炎暑で疲れた身体を癒すにはスイカを食べると即効性があります。
  • 水分も多くのどの渇きを潤し、豊富に含まれているカリウムなどとの相乗的な働きにより、身体に涼を呼び、爽快感を与えます。
  • 他に種子には、解熱作用があり、熱さましに用いる他、可食部と同じく尿の出をよくする効果があると解説されています。スイカは昔から 腎臓病の妙薬として知られてきました。
選び方

おいしい西瓜の選び方は、ほんの軽く叩いた時の音と手応えで、スイカの中身の状態を判断する事が出来ます。熟しきってしまっているスイカは「ボテボテ」とした鈍い音がします。これはスイカの中がタナ落ちして、空洞が広がってしまっています。
また、反対に若過ぎるスイカは「ピンピン」とした感じの高い音になります。ちょうど食べ頃のスイカの音は「ポンポン」という感じの非常に良い音になるのです。また形は、丸みを帯び、縞がはっきりしたもの、触ると多少ざらざらしたものが 美味しい。カットしたものなら、果肉の色が鮮やかで、種が黒々としたものが美味しい。

種類

ウリ科の植物で、メロン、かぼちゃ、にがうりなどの仲間。西瓜の種類としては、「大玉西瓜」「小玉西瓜」があり、果肉は「赤色」「黄色」があります。最近では、スイカの特徴であるシマのない品種や、贈答用に四角い(四角い容器に入れて育てたもの)も出回っている。

[ 大玉西瓜 ]
果重が5~7kgで、豊円からやや長めの球形、淡緑の地に濃緑の縞があり、果肉の色は、桃色から赤色。肉質にシャリがあり、甘味の富み、種子は小さく少ない。
[ 小玉西瓜 ]
果皮の色、縞、果形は大玉西瓜と同じ。果重は、1.5~2kgで、冷蔵庫に丸のまま入るがセールスポイント。肉質は大玉よりざらつくが、甘味に富む。果肉の色は赤系だけではなく、黄系も多い。
[ 紅小玉 ]
直径15~16cm のミニスイカ。皮が薄くて甘く、冷蔵庫にまるごとはいるので人気が高い。果肉が黄色のものもある。
[ 黒部(くろべ)]
富山県の特産。楕円形で縞模様がやや薄い。紅桃色の締まった果肉。上品な甘味で、10kg以上となる大型種。
[ ラグビーボール ]
楕円形で2~4kgの赤肉スイカ。形から名前がついた。神奈川県三浦半島で栽培されるものが有名。甘くシャリ感があり、果皮は薄め。
[ 黒皮(くろかわ)]
果皮が暗緑色で縞模様がないのが特徴。赤肉で6kg前後の大玉種。皮が薄く、果肉は明るい紅色、スッキリした甘さで、口当たりがよい。
すいか糖
  • すいかの薬効のひとつ「すいか糖」は、風邪でのどが痛いときや、たんがからんだときなども効果的です。より薬効を期待したい場合には、「すいか糖」を作るときに種も一緒に入れて作るといいといわれています。
  • 種は、漢方では強壮、止血、のどの痛みなどに効果のある薬として用いられています。種の周囲についた繊椎を取り除き、これを可食部とともに鍋で煮詰め、水分が3分の1程度になったところで種だけ取り出し、さらに残りを煮詰めて作ります。
  • すいか糖は腎臓病やむくみばかりでなく、尿道炎やぼうこう炎にもよく効くといわれています。また単に利尿効果があるだけでなく、スイカに含まれているカリウムにより、体内の塩分を外に排泄する働きがあり、高血圧にも効果があると いわれています。
  • すいかの可食部や種、「すいか糖」だけでなく、すいかの皮を水で煎じて飲んでも同様の効果があるといわれています。漢方では、すいかの皮は重要な薬の材料でコレステロールを減少させたり、血管を拡張させたりする効果があるといわれています。
  • 西瓜の汁では口内炎が治ります。しぽり汁を1~2分含んで吐く、ということを日に数回繰り返すと口内炎の熱がとれ痛みがやわらぎます。通常、わたしたちは果肉だけを食べて種や皮は捨ててしまいがちですが、このようにスイカは全ての部分が薬効のある果物と言っても過言ではありません。

[ すいか糖の作り方 ] ☆冷蔵庫で保存して、毎日小さじ1~2杯食べると効果がある。

  1. 熟したスイカ1個を中身をくり抜き、布袋に入れ、汁をよく搾る。
  2. 搾り汁を鍋に入れ、5~6時間かけて、汁が1カップ程度になるまでゆっくりと煮続ける。
  3. ドロドロになったら、火からおろす。
  4. よくさまし、ビンに詰めて保存する。
おいしく食べよう

すいかは、冷やして食べると食感がよくなる上、甘味も増す。これは、スイカに含まれる果糖は、冷やすと甘くなる性質があるから。また、塩をふって食べると甘味が増すのは、みなさんもご存知ですよね。

すいかのことわざ
「スイカの種を蒔くときは、太った人が蒔くと大きくなる」
播州赤穂地方(現、兵庫県)で言われていることわざ。
「桶屋とスイカはたたかねば食われぬ」
タガを叩いて桶をつくり生活費を得る桶屋と叩いて味の良し悪しを確かめるスイカをひっかけたことわざ。
「スイカを食べたらトイレの前で眠れ」
強い利尿作用があるため、このことわざがある。
夏の風物詩

夏の浜辺で、スイカ割り!一度は体験しているのでは。。。昔は、スイカの皮に目や鼻をあけ、中に小さなロウソクをたてて、ちょうちんをつくる遊びもしていた。ハロウィンと似てるね。夏の代名詞であるスイカだが、実は俳句の世界では、「西瓜の花」は夏の季語だが、「西瓜」は秋の季語になる。

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レシピ
すいかゼリー
・・・材料・・・
すいか果肉 500g/黒砂糖 大さじ2/ハーブ 適宜/粉ゼラチン 20g/水 120cc
  1. 器に水を入れてゼラチンを振り入れてふやかす。
  2. すいかは果肉をとりミキサーにかける。
  3. (2)と黒砂糖を混ぜてラップをして4分レンジ加熱する。
  4. 熱いうちに(1)を加えて混ぜて溶かす。
  5. バットに流して冷やし固める。
  6. 四角に切って丸くくりぬいたすいかとハーブを添える。

暑い夏にお勧めの一品です。

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すいか酒シャーベット
・・・材料・・・
熟れたすいか/日本酒
  1. すいかは種を取りながら、スプーンで実をくりぬきます。
  2. くり抜いた実をジューサーにかけます。
  3. あまり深くない容器に酒とすいか果汁を1:1になるように入れ、冷凍庫で凍らせます。
  4. 一晩たったくらいで食べられます。あまり冷やすと硬くなりすぎます。

お酒が好きな人にはお勧めです。

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すいかサラダ
・・・材料・・・
すいか 100g/プチトマト赤・黄色 2個ずつ/サラダ菜 2枚/市販のドレッシング 大さじ1
  1. すいかは、種を取り、くり抜き器で丸くくりぬく。
  2. プチトマトは洗ってへたを取り、サラダ菜は洗って水気を切る。
  3. 器にサラダ菜をしき、西瓜とプチトマトを盛って、ドレッシングをかけたら出来上がり。

仕上げにワインビネガーやバルサミコビネガーを少し振りかけると、更においしくなる。

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すいかジュース
・・・材料・・・
すいか 適宜/アマレットなどのお酒 少々
  1. すいかは皮を除いて実をざるに入れ、手で押しつぶして果汁を絞る。2人分で300ccが目安。
  2. 果汁を容器に移して、冷蔵庫で冷やす。氷を入れると薄まってしまうので、冷蔵庫で充分に冷やす。
  3. グラスに注ぎ、好みで杏の核のリキュール「アマレット」や、オレンジのリキュール「コアントロー」などを落とすと、ぐっと大人っぽい味に。もっと辛口に仕上げたければウォッカ、ホワイトラムを。

糖分はすいかの甘味だけで充分。

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すいか酒
・・・材料・・・
すいか 700g/レモン 4個/氷砂糖 100g/35度甲類焼酎(ホワイトリカー) 1.8リットル
  1. 洗ったすいかをくし型に切り、さらにいちょう切りにします。緑色の皮と内側の白い部分はのぞき、赤い果肉だけを使用します。
  2. 氷砂糖、すいか(種はとらなくてよい)を密封容器に入れホワイトリカーを加えて漬け込みます。
  3. 漬け込んで1ヵ月後に酸味を補うため、皮をむいて半分に切ったレモンを加えます。

すいかは酸味が少ないのでレモンの酸味で補います。

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