このページではJavaScriptを使用しています。

旬の食材、レシピ、栄養を調べるなら 食べものずかん

食べものについて調べてみよう!

HOME > 食べものについて調べてみよう!果物(くだもの) > バナナ

果物(くだもの)

バナナ
バナナ

旬の時期:通年

バショウ科

昔は、高級品だった。

食材のうんちくを見るおすすめレシピを見る
 
うんちく
歴史

バナナの原産地はマレー半島で、栽培の歴史はきわめて古く「紀元前5000年以上」と言われている。マレー半島→インドシナ半島、インド→マレーシア地域→太平洋諸島へとバナナは広まって行った。バナナと言えば、インドネシア移民による功績は大きく忘れてはなりません。彼らによって直接アフリカへと渡り、そして太平洋上では島々を東へ東へと広まっていった。そして新大陸へ南国産物として上陸をしたのは、コロンブスの大陸発見後。起源から考えると長い長い旅路。輸送すらもままならない時代に、バナナは熱帯、亜熱帯の無霜地域でしか栽培できないので大変な珍品であったに違いない。ちなみに、日本にバナナが上陸したのは、16世紀半ば、ポルトガルの宣教師「ルイス」が「織田信長」に献上したのがはじまりとされている。

産地
  • 最初の栽培食物のひとつと言われるくらい、古くから栽培されている。アクミナータという野生種の突然変異によって生まれたものを、育成、改良したとされている。
  • 世界各地の亜熱帯を中心に栽培され、品種もとても多い。和名を「実芭蕉(みばしょう)」という。果実が、熟すると、黄色になる品種が多いが、赤や紫になるものもある。
  • 生食用と料理用に大別され、肉質が柔らかく甘味の多いものを、生食用。かたくて渋みのあるものを、料理用にされる。
  • 生産国は、ブラジル、インド、インドネシア、フィリピン、エクアドルなど。日本の店頭に並んでいるものは、フィリピン産や台湾産が多い。
種類

私たちがバナナと聞いて思い浮かべるのは、まず黄色いバナナ。これは主にキャベンディッシュという種類で、フィリピンやエクアドルで栽培され日本に。香りが良くてきめが細かくトロけるような肉質のバナナ。もう一つ日本で多く見かけるのが、台湾産のほくしょう、せんにんしょうという種類。キャベンディッシュに比べるとネットリとした甘みの強いバナナで、昭和30年代、まだバナナが高級品だった頃に子供たちから憧れの眼差しで見つめられていたバナナ。1本2cmくらいの太さの小さいモンキーバナナもある。

日本ではバナナは生で食べるものという感覚で、加工して食べるとしても夏に冷凍バナナとして食べるとか、チョコレートかけるとかぐらい。だが、世界中で栽培されているバナナの約半分は、こうした生のものではなくて料理用のバナナ。
料理用のバナナは、蒸したり、ゆでたり、油で揚げたり、火を通して食べるバナナ。これはほとんどがグリーンの皮、そして果肉も薄いクリーム色から鮮やかなオレンジ色まで様々ある。世界中には、料理用バナナも含めて200種類以上もの色んなバナナがある。

栄養

バナナは滋養強壮に役立つ高栄養食品。カロリー、タンパク質はジャガイモに匹敵するほどで、カルシウム、カロテン、繊維質などをたっぷり含んでいて、特にビタミンAの含有量は果物の中ではトップという成績。またバナナの糖分は体の中で消化吸収しやすい果糖やブドウ糖に変わるので、病気の時に摂取したいもの。風邪を引いたらバナナ!というのは栄養学的にも正しい考え方のようだ。

スポーツフードとしても注目。マラソンやトライアスロンの競技中に給水ステーションでバナナが選手に手渡されるシーンというのをテレビで見ます。運動している最中に補うエネルギー源として、このバナナがもっとも適しているから。その秘密は、リンゴとバナナを比較しても4倍近くも多く含まれているカリウムという無機質。このカリウムは体に取り込まれると、筋肉の中で即エネルギーに転換される性質を持っている。スポーツしているときにバナナを食べると、そのエネルギーが筋肉の瞬発力、持続力を高めてくれるという訳。いくら高エネルギーと言っても、肉や魚は消化しパワーに変わるまでとても時間ところ、バナナは食べれば即戦力となる。スポーツをしてる最中のみならず、スポーツする前、あるいはその日の朝食にバナナを1本食べる。もはやこれはスポーツ業界の常識ともなっているようだ。

水溶性の食物繊維「ペクチン」やオリゴを豊富に含んでいいる。オリゴ糖は、腸内のビフィズス菌を増やし、腸の働きを活発にするので、食物繊維とともに、便秘の改善に役立つ。免疫の機能を高める効果があることも報告されている。

バナナが黄色くなるまで

青いうちに刈り取られ、船で日本につく間に黄色くなって食べごろを迎える。というのは大きな間違いで、本当は、青いまま輸入されバナナ加工業者の方の厳重な温度管理によって熟成され、だんだん黄色く色づき食べやすい硬さにし市場に出荷する。熟したバナナだと病害虫が付く恐れがある為、青バナナしか入国できない。

バナナの食べ方

日本では、生食バナナがほとんどだが、アフリカやフィリピン等の東南アジア、ブラジル等の南米は、料理用バナナの本場。感覚としてはジャガイモやサツマイモの様なお芋と同じような感覚。例えばフィリピンでは、エビとバナナをさっと炒めてココナッツミルクと煮込む料理やバーベキューのときに皮ごと焼く。エチオピアでは、トマトソースで煮込むバナナのシチュー。ブラジルでは、油で揚げてお肉料理の付け合わせにし、シナモンをかけて食べる。など料理用のバナナを食べる方が多い。

バナナの切り口

空気にふれると酵素の関係で変色してしまいます。変色防止方法は、酸味の強いレモン、オレンジ、パイナップイルなどの果物の果汁をふりかけるとよい。

バナナが風邪をひく

亜熱帯育ちなので、低温に弱く、冷蔵庫に入れると熟すのをやめて、黒褐色に変化して食べられなくなる。これを、バナナが風邪をひくといわれている現象。家庭での保存に気をつけましょう!
保存は、冷蔵庫を避け、室温で保存するのがベスト!青くて未熟なものは、新聞紙に包んでしばらく放置すると黄色く熟してくる。選ぶ時は、皮が青くて堅いものより、黒い斑点があって、皮の黄色が濃く、柔らかいものがよい。買いすぎてしまった場合は、皮をむいて冷凍庫で冷凍する。冷凍バナナは、約1ヶ月保存が可能。

昔のバナナは高級品

1955年(昭和30年)代までは、とんでもなく高価な高級舶来果実としての地位を誇っていたバナナ。その頃のサラリーマンの平均月給が、10,000円弱という時代にバナナは何と1房(約6本)で250円もしたとか。その頃に少年時代を過ごした年代の方々にとってバナナは病気になった時にしか食べられない超贅沢品だったという訳。そう言えば「昔のバナナはおいしかった。病気した時しか食べられなかったのに、今はこんなに気軽に食べられるなんて」と言う声が聞こえてきそう・・・。

どうしてそんなに高価だったのか?当時、バナナはほとんど台湾からの輸入品だけで、それも10万トン以下という制約付、バナナの輸入が自由化されたのが1963年(昭和38年)。風邪でも引いて寝込まない限り、買ってはもらえない禁断の果実、それがバナナだった。1963年(昭和38年)以来、南米やフィリピンから大量にバナナが入ってきて、すっかり庶民の果物になったバナナ。でも栄養価昔も今も変わらずなので、日常、食べたい食材。夏祭りのチョコバナナが大好きな人も多いかも!

↑もどる
レシピ
バナナケーキ
・・・材料・・・
バナナ(中)2本/薄力粉 100g/強力粉 50g/重曹 小さじ1/無塩バター 100g/砂糖 50g/卵黄 3個分/ラム酒 大さじ1/レモン汁 大さじ1/卵白 2個分/粉砂糖 50g
  1. バターを室温に戻しておいて泡だて器でクリーム状にする。砂糖を2、3回に分けて入れ、その都度、空気を含ませるようによく混ぜる。全体が白っぽくなったら、卵黄を1個ずつ加え、空気を含ませるようによく混ぜる。
  2. 卵黄がすべて混ざったら香り付けのラム酒を加える。バナナを刻んで入れレモン汁を加え、木べらで上下を返すようにさっくりと混ぜる。
  3. 卵白は別のボールであわ立てる。白っぽくなったら砂糖を3、4回に分けて加えその都度よく泡立てて、ボールを逆さにしても落ちないくらいしっかりあわ立てる。
  4. (2)にあわ立てた卵白を1/3ほど加え泡だて器でよくなじませる。ふるっておいた粉を加え粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜる。
    ☆その時練るように混ぜてはいけません!仕上がりが悪くなります。
  5. 残りの卵白を加え、泡をつぶさないように、木べらでさっくりとまぜる。
  6. 混ぜ終わったら型に流し、中央をゴムべらでへこませ、170℃のオーブンで50~60分焼く。真中に竹串をさして種がついてこなければ焼き上がり。
  7. 焼きあがったらあら熱を取って型からはずしケーキクーラーに乗せさます。切り分けていただきます。

残った分は、ぴちっとラップをして冷蔵庫で保存すると日持ちします。

↑もどる
バナナソテー
・・・材料・・・
バナナ 1本/レモン汁 少々/バター大さじ 1杯
<ソース>オレンジジュース(100%のもの) 100cc/砂糖 大さじ2杯/片栗粉 小さじ1/2杯/ラム 酒大さじ1/2杯
  1. バナナは半分の長さに切ってから、縦2つ割にして、変色を防ぐためレモン汁をかけておきます。
  2. フライパンにバターを入れ焦げないように溶かしバナナを入れて薄っすらと焦げ目がつくまで中火で焼く。
  3. オレンジジュースを鍋に入れ、砂糖を加え温める。
  4. 砂糖が溶けたら片栗粉を倍量の水で溶いたものでとろみをつけ火からおろしラム酒を加える。
  5. 温めた皿にソテーしたバナナを盛り、ソースをかけてできあがり。

オーブンではなくフライパンを使うので、お手軽にできますよ!

↑もどる
バナナドック
・・・材料・・・
バナナ 3本/卵 1/2個/牛乳 適宜/ホットケーキの素 100g/揚げ油 適宜
  1. 卵に牛乳を加え80ccにして、ホットケーキの素を入れて混ぜ合わせる。
  2. バナナの皮をむき、上記のたねを均等につける。
  3. 中温に熱した揚げ油に静かに入れ、上下を返しながら全体がきつね色になるまで揚げる。

油の中に入れたとき、バナナにつくと溶けてしまうので、たねは均等につけましょう。

↑もどる
バナナ味のマドレーヌ
・・・材料・・・
バナナ(中) 1本/卵 3個/無塩バター 150g/薄力粉 150g/砂糖 150g
  1. 薄力粉を粉ふるいで2回ほど振るっておく。
  2. ボールに卵を割り入れ砂糖を加え湯せんにかけながら泡だて器であわ立てる。
  3. (2)の温度が人肌になったら湯せんからおろしもったりするまで泡立てつづける。
  4. 泡だったらつぶしたパナナと薄力粉を加え木べらで練らないようにザックリ混ぜる。
  5. 無塩バターを湯せんで溶かして()溶かしバターを作る。
    ☆直火はダメ!湯せんで。レンジでチンでもできます!
  6. 溶かしたバターを(4)に入れる。そのとき木べらで受けながらいれてまぜる。
  7. 全部混ぜ終わったら冷蔵庫で1時間ほど生地を休ませる。
  8. 生地をマドレーヌ型に入れ、180℃で10分くらい焼く。
    ☆オーブンによってクセがあるので様子を見ながら焼いてね。
↑もどる
バナナのマフィン
・・・材料(2人分)・・・
バナナ 1本/溶き卵 1/2コ分/小麦粉(薄力粉) 大さじ4/ベーキングパウダー 小さじ1/2/砂糖 大さじ2/シナモン・バター 各少量
  1. バナナは皮をむいてボウルに入れ、フォークで粗くつぶす。
  2. (1)に溶き卵、小麦粉大さじ4、ベーキングパウダー小さじ1/2、砂糖大さじ2、シナモン少量を加え、フォークでなめらかになるまで練り混ぜる。
  3. 耐熱容器(あればココット型)2コにバター少量を塗り、(2)の生地を等分に入れ、ラップをふんわりとかけ、電子レンジで3分加熱する。

バナナと卵だけなので、手軽に、しかも簡単に作れます。

↑もどる