

クスノキ科の高木。その果実のこと。樹高6~25m。果実は緑褐色、西洋梨に似た形で脂肪に富み、「森のバター」と呼ばれている。別名ワニナシ(英名アリゲーター/ペアの直訳)ですが、最近は「アボカド」で統一されるようになった。
果肉は、周りが緑、中がクリーム色、ねっとりとした舌ざわり。甘くもなく酸っぱくもなく、少し塩気を感じる果肉はきめが細かく、口あたりはなめらか。ゴツゴツした緑の皮が赤紫色になり、全体が柔らかくなったら食べごろ。
熱帯アメリカ原産。主な生産地は、アメリカ、ブラジル、イスラエル、南アフリカ、メキシコ、フィリピンなど。歴史が古く、古代マヤやアステカでも常食されていた。アボカドは熱帯コロンビア・エクアドル・メキシコ南部に野生していたもので、アステカ族により栽培されていた。その後16世紀に入ると、アメリカへ伝わる。
13世紀末のインカ王の墓から、多くの歴史的発見とともに、アボカドの種も発見された。何百年も前のインカ帝国の時代から、アボカドは大切な食料として栽培され、その後、スペイン人がインカとアステカを征服したとき、アボカドを知り、彼らによって世界へと広まったとされる。
ビタミンやミネラルを含み、脂肪は17%~20%含まれ植物性の不飽和脂肪酸でヘルシー。栄養価は非常に高く、不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸、リノレン酸をはじめ、各種ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいる。その栄養価の高さはギネスブックにも記載されているほど。アボカドは栄養価No.1のフルーツとして認められているにはこのような理由から。
オレイン酸やリノール酸は、動脈硬化を防いで、若々しさを保つ。ビタミンE、B群や食物繊維も豊富。アボカドのビタミンEは、抗酸化作用があり老化防止に。ビタミンB群は、三大栄養素の代謝を促進し、活力源となる。食物繊維は、腸を刺激して便通をよくする。また、タンパク質は果物の中で最高の含有量。
すぐ食べる時は、軽くにぎって少し弾力のあるもの。黒っぽい色の皮になったら食べごろ。2、3日後に食べる時は、少しかためのものを。保存は密閉袋に入れ、押しつぶされないように冷蔵庫へ。3日間程は、食べごろがキープできる。
アボカドを縦に置き、中央に包丁を種にあたるまで入れ、アボカドを回してグルリときリ込みを入れる。両手でアボカドの上下をもち、切れ目の部分をキュッ!っとねじって2つに割る。包丁の刃元を種と果肉の間に入れ 包丁をねじるようにして種を取る。身が熟していれば簡単にはずれる。
独特の風味をもつアボカドは、サラダの素材やわさびじょうゆがよく合うので寿司のネタにもぴったり。トロのようなあじわいがある。そのうえヘルシーということもあり、こうしたメニューは好評。お寿司に取り入れた「カリフォルニア巻」は、アメリカでブームを巻き起こしている。

のりで巻いて食べてもおいしい!手巻き寿司の時もぜひ!
かんたん・おいしい・彩りキレイなサラダです。
意外と相性がいいんです。
ブラックペッパーは、あらかじめアボカドにかけておいてもOK!