

北海道の秋の味覚と言える「ししゃも」は秋が旬。10月下旬に釧路からの入荷が始まると最盛期となり、産卵のため海から川に上る直前(この時期が一番美味しい)の11月20日頃まで続く。
生態は、体長12~18cm程度。体は細長く、体の色は背側は暗黄色で腹側は銀白色。
国産シシャモは、漁獲量が激減したため、とにかく値が張る。輸入シシャモの3倍から8倍ほどの高値なので庶民にはなかなか手が出せない。
カラフトシシャモは、英名でケープリンという。スーパーなどに出回っているほとんどの子持ちシシャモは輸入シシャモ。日本で漁獲されるシシャモとは、近縁だが種類が違う。北半球の寒冷の海に広く分布。産卵のために川をさかのぼる習性はない。北欧などで大量に漁獲されるが日本でも稚内近辺など、北海道北部で水揚げされている。
輸入物も国産カラフトシシャモも、商品には「シシャモ」あるいは「子持ちシシャモ」と明記されている。それに対して本物のシシャモは「本シシャモ」と明記してある。味の点では、カラフトシシャモは本シシャモには及ばない。
カルシウムが豊富に含まれ、手軽に骨ごと食べられる食材である。成人が1日で必要なカルシウムの所要量が、7~8匹で摂取できる。その他にもビタミンA、B2、D、Eが含まれている。骨粗しょう症や老化防止などに効用があり、手軽な食品として人気が高い。
全体にアメ色をしてふっくらしたものが脂がのっている。メスはお腹がふっくらした(卵がたくさん入っている)ものが良品。
何と言っても干シシャモを焼くのが一般的で、まるごと食べることができてカルシウムなどを摂るにはうってつけの栄養食品。焼くときのコツは冷凍してあるものはそのまま冷凍状態から焼き、生干しは頭に少しだけ水をつけてから焼くと頭を焦がしたりくずすことなく、上手に焼くことが出来る。フライ、唐揚げなど。
シシャモの命はなんといっても、お腹の卵なので、産卵前に大量に捕獲する。このシシャモを加工するときに、工場では卵がこぼれる物もでてき、このこぼれた卵を魚のすり身でつないで加工したものが、最近 「シシャモの数の子」として出回っている。

南蛮漬けのコツは、熱いうちに漬け込むと、味がよくしみる。
ゴマは、白ゴマ、黒ゴマお好きな方で!