

サバ科で魚偏に春と書いてサワラと読むように、春先の産卵前のものは、脂がのり大変美味しい。鮮度のよいものは刺身に。
一般にサワラという名は、スズキ目サバ科サワラ属と、カマスサワラ属魚類に対する総称として用いられている。サワラ属の魚類は、世界の暖海域に20種前後が生息しており日本近海では6種類が分布している。
瀬戸内では、春告げ魚と呼ぶ。スマートな体で、狭腹(さはら)が名前の由来。お腹が白いのが特徴。身はやわらかく、クセが少ないので、いろいろな調理に合う。調理のときくずれやすい。
生態は大きいもので200cmに達するものもあるが、普通100cm前後のものが多い、60cm~70cmのものが多く出回る。30cmくらいの若魚は「さごし」と呼ばれている。5月頃にもと真子(まこ)=卵巣はおいしい。魚食性でトビウオ類を好んで食べる。相模湾と房州のものが最高とされている。東シナ海のものも多い。
呼び名は、ヤナギ(高知)、カマチ(玄海)、グッテリ(伊予川之江)、サーラ(愛媛・沖縄)などと呼ばれている。
ビタミンB2やナイアシンを含み、脂肪も不飽和脂肪酸のEAP(エイコサペンタエン酸)を豊富に含む。皮膚疾患や高血圧などに効果がある。DHA(ドコサヘキサエン酸)は、いわしや、さんまより多いといわれている。カリウムを多く含み、血圧を下げる効果がある。高血圧の予防に効果的。
おいしい鰆の見分け方は、目が澄んでいて、お腹の部分がピンと張っているのもが新鮮。
からすみは、ボラの卵からできているが実は、もともとはさわらの卵から作ったものがさかんに食べられていた。高松藩では、さわらのからすみを盛んに作り、藩の名物として、将軍家に献上していた。とても高価な珍味であった。 現在でも、原料難と製造法が難しいので、なかなか入手できない「幻の珍味」となっている。

彩りも鮮やかで、おもてなしの一品にどうぞ!
お酒のつまみにオススメ!
お好みの薬味を入れてください!
野菜をいろいろ変えれば、違うホイル焼きも楽しめます。
柔らかい身をくずさないよう、電子レンジで調理するとうまくいきます。