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魚介(さかな)

笠子(かさご)
笠子(かさご)

旬の時期:冬

カジカ目・フカカサゴ科

笠をかぶった容姿の笠子「カサゴ」です。

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うんちく

冬、1~4月頃までが脂がのっておいしい。

特徴
  • 口・頭が大きく、背面のトゲも多い。
  • 体長30cm。雄より雌のほうが小形。生息する深さにより体色が変化する。沿岸では黒褐色、沖合いでは暗赤色。
  • 近縁種が多く、カサゴはカサゴ属。メバル属としてムラソイ・クロソイ・シマソイ・ハツメなどがある。
  • 北海道南部以南、日本各地、フィリピンなどに分布。沿岸の岩礁に住み、成魚は夏に浅海へ、冬に深みへと移る。
  • エビやカニ類、小魚を捕食し、冬から春にかけて卵を産み、ほぼ2年で成魚となる。
  • 刺し網、はえ縄、一本釣り。背開きの干物が産地物として出回っている。釣りでは1年中。比較的簡単に釣れる。
栄養

高タンパク、低脂肪でカロリー制限している方やダイエットに向いている。カルシウム、ビタミンDを豊富に含む。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける。カルシウムは、骨粗しょう症の予防や骨や歯を丈夫にする働きがある。また、ストレスによるイライラや肩こり改善にも役立つ。血液のカルシウム濃度が一定になり、高血圧や動脈硬化の予防につながる。

選び方

体色が鮮明で皮がみずみずしく、腹部に張りがありもの。眼球が白くなっていたり、口を大きく開けていたりしていても、眼球の中心がすんでいれば鮮度は良い。

調理
  • トゲが鋭く、うろこが多いのでさばくときは注意する。料理ばさみで背びれは切り落とす。
  • 煮付けが一番むいており、ぶつ切りにして、ネギ、春菊、豆腐などと一緒にちり鍋にしたり、塩焼きにしてもおいしい。
  • 小さなものなら、内臓だけ取り除き、味噌汁の具にしてもおいしい。新鮮なら、刺し身やあらいにもできる。あらいには、辛子酢味噌がよくあう。
  • カサゴの近縁で、姿・形がソックリな「ソイ」がいる。クロソイ、シマソイ、ムラソイなどがいるが、「クロソイ」は、北海道で高級魚として扱われている。カサゴとの見分け方は、目の前にある骨の部分に3~4本トゲがあるのが特徴。カサゴと同様の料理がむいている。
名前について

頭が大きく出っぱっているユーモラスな姿のカサゴ。笠をかぶっているように見えるので「笠子」の名が付いたとか。地方での呼び名も多く、関西で「ガシラ」、山口で「アラカブ」、鹿児島で「ボゴ」「シシ」、 三浦半島では「カオアラワズ(顔洗わず)」などと呼ばれている。可食部分が少ないため、「磯のカサゴは口ばかり」(口先ばかりで実行の伴わないことのたとえ)と不名誉なことを言われたりもしますが、肉は白身で身が引きしまり、あっさりとして美味。

端午の節句にカサゴ?

色も面相もあまりよくなく、胸ビレが張ってゴツゴツしているが、武士にとっては、風格のあるものとされたようで、江戸時代、武家の端午の節句には、鯛ではなく、カサゴが祝いの膳を飾っていたようである。

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おすすめレシピ一覧

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レシピ
料理名
・・・材料(4人分)・・・
カサゴ 4尾/しょうゆ カップ1/砂糖 大4/酒 大2/ショウガ 1片
  1. カサゴはウロコとエラを取り、かくし包丁で腹わたをだし、水洗いして腹の中をよく洗い流す。かざり包丁をいれる。
  2. 鍋に水カップ1と1/2杯、醤油、砂糖、酒、ショウガの薄切りを入れ、火にかけて一煮立ちしたら魚を入れ、落としぶたをする。
  3. アクを取りながら煮汁が1/3ほどになったら、鍋を傾けて金杓子で煮汁を魚にかけながら、さらに煮つめる。
  4. 魚の頭を左、腹側を手前にして盛りつけて煮汁をかける。

一番向いている煮付け、マスターしてくださいね!

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カサゴ揚げ
・・・材料(4人分)・・・
カサゴ 4尾/シシトウ 8個/レモン 1個/パセリ 少々/小麦粉 適量/塩・こしょう 各少々
  1. 下ごしらえしたカサゴに、塩、コショウをふってしばらくおく。
  2. シシトウは包丁で切り目を入れる。
    ☆切り目を入れないと、油の中で爆発するおそれがありますので、絶対入れてください。
  3. カサゴの水気を切り小麦粉を薄くまぶし、150~160度の油でじっくり揚げる。途中、2回程油から出し、冷めてからまた揚げるということをくりかえす。最後は高温にして、カラッと揚げる。
  4. 器にカサゴを盛り、揚げたシシトウを付け合わせ、レモン、パセリを添える。
  5. 時間のない時は、背ビレの両側に中骨にそって包丁を入れ、始め高温で、温度を下げて低温で、じっくり揚げる。
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カサゴの塩焼き
・・・材料・・・
カサゴ中 1尾/塩 適量/酢どりショウガ 1本
  1. カサゴはまずウロコをていねいに取る。かくし包丁で内蔵を丁寧に取ったら、続いてエラも取り腹の中の汚れなどを、流水で洗い流す。
  2. 尾を上げておどり串をうつ。魚全体に薄塩をする。最後に各ヒレに化粧塩をする。
  3. 表になる方から焼き、十分に火を通して焼き上げる。
  4. 器に盛り、酢どりショウガを添える。
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酒蒸し
・・・材料・・・
かさご 1尾/ふき・わかめ 各適量
<調味料A>酒 1/2カップ/塩・生姜絞り汁 各小さじ1/しょうゆ 小さじ2
  1. かさごはうろこを取り、えらを除いて腹わたを取る。
  2. バットなどにかさごを入れ、<調味料A>を全体にふりかける。
  3. 蒸気のあがった蒸し器に入れ、強火で約15~20分蒸す。
  4. わかめは水で戻し、ふきは下ゆでして、筋を取り5cm幅に切る。
  5. 器にかさごを盛り、ふき、わかめを添える。

魚は強火で蒸すと生臭くなりません。

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