

鮎釣りが解禁になる6月が旬。8~10月には、落ちあゆと呼ばれる産卵前のあゆが出回ります。
鮎は、サケ・マスの親戚で正式にはサケ目の位置付けになります。本州以南の川に生息するかなり一般的な淡水魚です。広くアジアの東部、太平洋岸一体の河川に生息していますが(日本、北朝鮮、韓国、中国、台湾)特に日本での生息域が最も広く、英語で も「AYU」と言われるくらい、我が国特有の魚となっています。
あゆは香気豊かなワタを珍重し、丸ごと食べる塩焼きが最も美味です。天ぷら、田楽、すしなど調理法は多彩。鮮度の落ちたものは魚の裏の胸ビレの下に切り目を入れ、内臓を抜き出します。
鮎は古くは万葉時代から日本人に親しまれてきた魚です。万葉集の中に「松浦川 川の瀬ひかり あゆ釣ると 立たせるいも(女子)が裳のすそ濡れぬ」に始まる9首の和歌が載せられている事からも、古代からあゆは日本人の生活の中に入り込んでいた魚といえます。 いつ頃から、「あゆ」と呼ばれていたかは定かではありませんが、万葉時代には既に「あゆ」と呼ばれていた様です。「あゆ」は古くは「安由」と書かれています。「あゆ」という日本語の語源は「落ちると言う意味の古語 "あゆる"があり、秋に上流から下流に落ちる(あゆる)魚」と言う説や、「"ア"は小なり、"ユ"は白なり、その形小なりにして色白き魚」、また「"愛すべき魚"(可愛之魚)」と言う説があり、定かでははありません。
別名「年魚」と呼ばれ、誕生からわずか1年でその一生を終えてしまいます。一部に(温水域...近くに温泉等があり、冬でも暖かい川)年を越す鮎もいますが、これは稀な例です。その鮎を「ふるせ」と呼びます。
あゆの内臓で作った塩辛を「うるか」、秋の産卵前の卵をもった内臓でつくる「子うるか」、しらこで作る「白うるか」など、高価ではあるが、酒の肴として人気が高い。ただ、塩を多く使っているので、血圧の高い人は要注意!ビタミンやミネラルが豊富!だが、珍味として少量味わう!これが、一番のようです。
鵜飼で名高い岐阜県長良川「アユ雑炊」「かがり焼き」、佐渡「石焼き」、京都「源平焼き」、吉野「釣瓶(つるべ)ずし」(アユの姿ずし)があり、琵琶湖近辺「稚アユの踊り食い」は珍味とされている。
アユ釣りは、6月1日解禁としているところが多い。水ゴケを食べながら川をのぼってきたアユは、中流から上流の瀬におちつくと単独で生活をはじめる。1m四方の縄張りを持ち、自分のテリトリーに侵入してくるアユを追い払う。この習性を生かしたのが「友釣り」である。

お酒を飲んだ後の食事にはとてもよく合います。
当然、鮎の骨も食べれますのでカルシウム満タン!
お酒を飲んだ後の食事にはとてもよく合います。
小ぶりの鮎が美味。鮎は焼く寸前にふり塩するのがコツ。