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魚介(さかな)

鮎(あゆ)
鮎(あゆ)

旬の時期:夏

しなやかな姿、香り豊かな上品な味わい

「清流の女王」ともいわれいます。

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うんちく

鮎釣りが解禁になる6月が旬。8~10月には、落ちあゆと呼ばれる産卵前のあゆが出回ります。

特徴

鮎は、サケ・マスの親戚で正式にはサケ目の位置付けになります。本州以南の川に生息するかなり一般的な淡水魚です。広くアジアの東部、太平洋岸一体の河川に生息していますが(日本、北朝鮮、韓国、中国、台湾)特に日本での生息域が最も広く、英語で も「AYU」と言われるくらい、我が国特有の魚となっています。

生態
  • あぶらびれがあり、えらぶたの後方には黄色もんがある。
  • 体色は背側が、オリーブ色または茶色ぽく腹部は銀白色である。
  • 全体にスマートであり口は大きく、歯はやすり状になっている。うろこは小さい。
  • オオアユは、体長15~20cmになる。海に下り川に上る。藻類を食べて暮らしている。
  • コアユは、体長10cmにもならない。湖の中にとどまる。プランクトンを食べて暮らしている。
  • コアユもオオアユも違いは、大きさだけ。だからコアユを海に流すとオオアユになる。
栄養
  • たんぱく質、鉄分、リンなどのほかに、豊富なビタミン類を含んでいます。
  • 養殖あゆは脂質が内臓に蓄積し、ゼリー化しています。
  • カルシウムが多く含まれており、ほろ苦い内臓には、ビタミンDが豊富。丸ごと食べると、歯や骨を丈夫にするのによい。
  • イライラ、肩こり、不眠や脚気などは、ビタミンB1の不足からおこる。アユには、ビタミンB1が多く含まれている。
  • また、ついつい甘い飲み物を多く飲んしまう夏は、ビタミンB1の消費が激しく、ビタミンB1不足による夏バテ状態に陥り やすいのです。夏バテ解消に、アユは適した旬の魚です。
  • 養殖アユには、老化の進行を抑制し、生殖機能を高める働きをするビタミンEが、魚類中で最も多く含まれる。
  • 天然アユには、脂肪の含有量が少ない。養殖アユの場合は、天然アユの2~3倍含まれている。
選び方
  • 天然あゆは、胸ビレの上にある黄色い斑点が鮮やかで、体全体が黄褐色を帯びています。
  • 養殖あゆは体色が青黒く、斑点が不鮮明でぼってりと太っています。
  • 尾の色もポイントで、黄色が鮮やかなのが天然あゆです。
調理のコツ

あゆは香気豊かなワタを珍重し、丸ごと食べる塩焼きが最も美味です。天ぷら、田楽、すしなど調理法は多彩。鮮度の落ちたものは魚の裏の胸ビレの下に切り目を入れ、内臓を抜き出します。

名前について

鮎は古くは万葉時代から日本人に親しまれてきた魚です。万葉集の中に「松浦川 川の瀬ひかり あゆ釣ると 立たせるいも(女子)が裳のすそ濡れぬ」に始まる9首の和歌が載せられている事からも、古代からあゆは日本人の生活の中に入り込んでいた魚といえます。 いつ頃から、「あゆ」と呼ばれていたかは定かではありませんが、万葉時代には既に「あゆ」と呼ばれていた様です。「あゆ」は古くは「安由」と書かれています。「あゆ」という日本語の語源は「落ちると言う意味の古語 "あゆる"があり、秋に上流から下流に落ちる(あゆる)魚」と言う説や、「"ア"は小なり、"ユ"は白なり、その形小なりにして色白き魚」、また「"愛すべき魚"(可愛之魚)」と言う説があり、定かでははありません。

夏の風物詩「鮎」

別名「年魚」と呼ばれ、誕生からわずか1年でその一生を終えてしまいます。一部に(温水域...近くに温泉等があり、冬でも暖かい川)年を越す鮎もいますが、これは稀な例です。その鮎を「ふるせ」と呼びます。

酒の肴に

あゆの内臓で作った塩辛を「うるか」、秋の産卵前の卵をもった内臓でつくる「子うるか」、しらこで作る「白うるか」など、高価ではあるが、酒の肴として人気が高い。ただ、塩を多く使っているので、血圧の高い人は要注意!ビタミンやミネラルが豊富!だが、珍味として少量味わう!これが、一番のようです。

各地の鮎名物料理

鵜飼で名高い岐阜県長良川「アユ雑炊」「かがり焼き」、佐渡「石焼き」、京都「源平焼き」、吉野「釣瓶(つるべ)ずし」(アユの姿ずし)があり、琵琶湖近辺「稚アユの踊り食い」は珍味とされている。

釣り

アユ釣りは、6月1日解禁としているところが多い。水ゴケを食べながら川をのぼってきたアユは、中流から上流の瀬におちつくと単独で生活をはじめる。1m四方の縄張りを持ち、自分のテリトリーに侵入してくるアユを追い払う。この習性を生かしたのが「友釣り」である。

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レシピ
あゆ雑炊
・・・材料(4人分)・・・
あゆ 3尾/ご飯 どんぶり1杯/塩/和風だし 小さじ2/水 6カップ
<調味料A>
酒 大さじ1/しょうゆ 小さじ1/塩 小さじ1と1/2/味の素 少々/卵 1個/みつ葉 少々/もみのり 少々
  1. あゆは水洗いしてヌメリを取り、軽く塩をして焼く。焼き上がったら頭と骨を外す。
  2. ご飯は洗ってザルに上げておく。
  3. 鍋でだし汁を煮立て、(1)のあゆと(2)のご飯を入れて<調味料A>で調味する。
  4. (3)の鍋に割りほぐした卵を加えて火を止める。器に盛り、みつ葉ともみのりをのせる。

お酒を飲んだ後の食事にはとてもよく合います。

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あゆの炊き込みごはん
・・・材料・・・
米/鮎/塩/筍/みょうが/おおば/わけぎ
  1. 鮎をワタをとって、控え目の塩で焼きます。
  2. ご飯を炊き込み御飯の要領で味付けをします。具は筍、人参程度でいいと思います。
  3. 炊飯する前に焼いた鮎をいれ、骨もろともかき混ぜまて、その後炊飯にします。
  4. 炊き上がったら、薬味をたっぷりと入れます。みょうが、おおば、わけぎなどたくさん!
  5. かき混ぜて出来上がり!!

当然、鮎の骨も食べれますのでカルシウム満タン!

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あゆの塩焼き
・・・材料(4人分)・・・
鮎 4尾/塩
<たで酢>たでの葉 1束/ご飯 大さじ1杯半/薄めのだし汁 1/3カップ/酢 1/4カップ/塩 少量
  1. 鮎はぬめりを軽くとり、金串をのぼり串に打ち、もう一本、添えるように打つ。
  2. 塩適量を鍋で煎り、冷ましてから、ひれに化粧塩をする。全体に軽く塩をし、盛りつけたとき表になる側から先に、少し焦げ目がつく程度に焼く。
  3. ご飯とだし汁を鍋に入れ、弱火にかけ、ネバが出るほどよく煮て、冷ます。たでを刻んで、すり鉢ですり、ネバを加えてさらにすり、酢を加えてたで酢をつくる。

お酒を飲んだ後の食事にはとてもよく合います。

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あゆの田楽
・・・材料・・・
鮎/しょうゆ/酒/みりん/砂糖
  1. あゆの腹を絞ってワタを出し、水洗いしてから水気をよく拭きとる。
  2. しゅうゆ3、酒3、みりん3、砂糖1、の割合で合わせた地を鍋に入れて強火にかけ、3分~4分に地が煮詰まったところで(1)のあゆを入れる。
  3. (2)に和紙などを用いて紙ぶたをして煮ること。落としぶたでは、あゆの皮目を傷つけてしまう。紙ぶたは、皮目を傷つけず、しかもあゆの表面まで煮汁がかぶるので、充分に味がしみ込む。
  4. (3)の地が、最初の半分くらいになった所で、火からおろし、鍋のままで冷ます。
  5. あゆ、地ともにすっかり冷めたらあゆを器に移し、地を少しかけて供する。
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あゆそうめん
・・・材料(4人分)・・・
鮎/長ねぎ/卵/しょうゆ/酒/みりん/塩
  1. 鮎は頭と尾ヒレを切り取り、内臓を出して水洗いし、水気を拭き取り金串を平らに打って塩をふって焼きあげる。中骨をひっぱって取る。
  2. そうめんは熱湯に塩をして茄で水にとってもみ洗いしてザルにあげて水気をきる。
  3. 鍋に水、和風だし、薄口しょうゆ、酒、みりんを加えて味を調える。
  4. 卵はボウルに割ほぐし、厚焼き鍋にコーン油を薄く敷いて薄焼き卵を作り、長さ5cm、幅2cmに切る。
  5. 長ネギは5cm長さの白髪に切り、水にさらしてから水気を拭き、あさつきは小口切りする。
  6. (3)の汁でそうめんをサッと煮て、丼に汁ごと盛り、鮎をのせ、薄焼き卵を鮎に交差するようにのせて白髪ネギを真ん中にのせ、あさつきの小口切りを散らす。

小ぶりの鮎が美味。鮎は焼く寸前にふり塩するのがコツ。

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