

よく「真あじの味は1年中変わらない」といわれますが、6月から真夏にかけてが美味しい季節です。
コレステロール濃度を下げる多価不飽和脂肪酸を豊富に含んでいるので、高血圧などの予防に効果的。焼いたアジは、ビタミンB1が多く含まれ、ストレス解消に効き目あり。「アジは味がよい」といわれているがアジのおいしさの秘密は、適度な脂肪にアミノ酸(うまみ成分)がタップリ含まれているから。
他にも、脳梗塞や心筋梗塞などの血管の病気によいとされるEPA(エイコサペンタエン酸)、脳を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)、骨粗しょう症の改善につながるカルシウム、ビタミンA、B2、E、タウリン、カリウムが豊富。タウリンは、血圧やコレステロール値を下げる効果があります。EPA、DHAは、酸化しやすい不飽和脂肪酸の成分。酸化を防ぐために、ベータカロテン、ビタミンC、Eを組み合わせて摂取するとよい。
カルシウムの吸収をよくするのに適している「アジの南蛮漬け」は保存が1週間ほどできる。小アジであれば、丸ごと唐揚にするので、カルシウムを摂取できる。酢と組み合わせると、カルシウムの吸収をアップし、消化もよい。3枚におろした時の中骨も、しょうがじょうゆに漬けて、唐揚にすれば、カルシウムたっぷり骨せんべいが出来上がる。
あじには体の側面にゼイゴと呼ばれる硬いウロコがはしっています。包丁を身に添わせて上下に動かし、そぎ取ります。
伊豆七島の名産の「くさや」って、何の魚かご存知でしたか?
なんと、ムロアジを干して作るのです。栄養価もマアジより高く、タンパク質は約2.5倍、カルシウムは13倍、ビタミンB1とB2は約2~3倍含まれています。 あの「臭い」に負けずに、食してみる価値大です。
干すことによって、脂のノリがほどよい甘さとなる。地方によって、背開き、腹開きがある。美味しい干物は、身の表面にツヤがあり、透き通った感じのもの。冷凍しても、味がかわらないので、1枚ずつラップに包んで冷凍する。
背開きか腹開きにし、よく水洗いをし、海水程度の塩水につける。20分~40分ほど、漬け込み、風通しの良い場所につるし、 直射日光で3時間ほどで干し上げる。

ここまで作って、冷凍保存も可。小麦粉をつけて揚げてもよし。味噌汁の具にも合います。
栄養価も高く、骨も食べられるので、カルシウム補強にもなる。