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その他(そのた)

黒豆(くろまめ)
黒豆(くろまめ)

旬の時期:秋

マメ科

お正月だけじゃない。最近注目の食材です。

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うんちく
産地・特徴
  • 黒豆は古くの昔には、日本や中国で薬として使われていた。というのは皮の部分に含まれる黒い色にこそ、多くの薬効が含まれているから。
  • 黒豆の品種で代表的なものは、兵庫県の丹波黒と北海道の中生光黒。
  • 漢方では黒豆は体の成長や発育、生殖ををつかさどる腎を補うものと考えられている。
  • 篠山地方では、粘土質の土壌と、昼夜の激しい温度差が好条件となって、古くから良質の黒大豆が栽培されてきた。粒の大きさ、つやは右にでるものがなく、煮上がりの味のよさは抜群。
  • いくら煮ても皮がむけないのが特長。
栄養
  • 黒豆の効能は、主に黒大豆に含まれる12種類のイソフラボンに秘密がある。特にその胚軸(胚芽)にはダイズイン・ゲニスチンの他にグリシチンと呼ばれるイソフラボンが多量に含まれている。更年期障害の軽減や女性の乳ガン、男性の前立腺ガンの予防。結腸ガン、肺ガンなどの発症を抑制する。
  • レシチンはコレステロールの吸収を抑制し、また、コレステロールの排泄を促進するという働きがあり、老化防止物質だといわれている。中性脂肪とコレステロールを溶かしだし、肝臓で分解する。肝臓に症状のある人、胃腸運動の不活発な人、便秘の人によい。
  • サポニンはいろいろな植物に含まれている成分で、配糖体の一種。過酸化脂質の増加を防ぎ、高脂血症を予防する。高血圧症、動脈硬化症、肝臓障害の改善。脂質の代謝を促進し、肥満を予防する。高脂血症が心配な人、血圧の高い人、肝臓が弱い人、肥満気味の人によい。
  • グリシニンは大豆のタンパク質の50%近くをしめる成分。質も良く、低カロリー、低コレステロールのタンパク質源として注目されている。コレステロールの排泄を促進し血中濃度を下げる。肉や加工食品を多く食べる人によい。
  • グリシチンは更年期の女性ホルモン不足によっておこる骨密度低下、体重増加、腹部脂肪増加およぴ血液中のコレステロール、中性脂肪の上昇を抑制する作用がある。
  • 「畑のお肉」とも言われるように、タンパク質が豊富。必須アミノ酸11種類を含む良質なタンパク質。コレステロールや中性脂肪の血中濃度を低下させる働きがある。心臓病の予防に。
  • ビタミンB1・B2など栄養価も豊富。腎臓・循環器機能にも薬用があり、咳止めにも効果的。
  • 黒豆の黒い色は「アントシアニン」という色素でポリフェノールの一種。このポリフェノールは、赤ワインやココアにも含まれている。強い抗酸化力を持ち、活性酸素を除去する働きがある。動脈硬化が予防され、動脈硬化が原因で起こる、狭心症や心筋梗塞、脳血栓、脳梗塞などを予防する。
  • 黒豆には体にいい不飽和脂肪酸が多く含まれる。血中コレステロールの低下作用があり、動脈硬化、心臓病の予防に。糖尿病の予防も。
  • 食物繊維を豊富に含んでいるので、発ガン物質を早く体外に排出する働きがあるので、ガンの予防効果にも期待。もちろん、便秘解消も。
  • ミネラルは、神経の興奮を安定させる働きがある。
  • カルシウムも含んでいるので、骨粗しょう症を防ぐ。
  • きれいな肌をつくる、タンパク質や毛細血管の血行をよくするレシチン、ビタミンE。毛根に栄養が行き渡るようになるので、抜け毛にも効果あり。
  • 皮膚の抵抗力をつけ、ニキビ、湿疹、かぶれを防ぐビタミンB1やB12も含む。そして、キメの細かいしっとりした綺麗な肌生成に役立つ。
黒豆のことわざ
[ はっても黒豆 ]
黒い粒がはいだして、それが虫であることがわかっても、最初に黒豆といった時節を曲げようとしない頑固者のこと。
[ 正月に煮豆を食べるとマメになる ]
お正月に煮豆を食べると、その年は勤勉に働けたり、体が丈夫になること。正月のお節料理にはじまり、年間を通じて利用されている。でも、体にいい黒豆なので、お正月だけでなく、普段の食生活にとりいれましょう!
黒五類(くろごるい)

黒色食品として東洋で古来より珍重されてきたものとして、「黒豆(くろまめ)」「黒胡麻(くろごま)」「黒松子(くろまつのみ)」「黒加侖(くろかりん)」「黒米(こくまい)」があり、『黒五類(くろごるい)』といわれている。

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レシピ
黒豆の煮物
・・・材料・・・
黒大豆 300g/砂糖 250g/しょうゆ 1/4カップ/塩 大さじ1/2/重そう 小さじ1/2/さびた釘 9~10本
  1. 黒大豆はゴミを取り除き、水洗いしてざるにとり、水気を切る。釘はきれいに洗って布袋に入れ、口をしっかり結わえる。
  2. 深い鍋に熱湯10カップと分量の砂糖、しょうゆ、塩、重曹を入れて火にかけ、沸騰したら火を止めて洗った黒大豆を入れ、釘を入れた袋も入れて、そのまま4~5時間つけておく。
  3. (2)を中火にかける。沸騰したら弱火にして、上に浮く泡、アクを丁寧にすくい取る。
  4. 泡、アクを取った後水を1/2カップ入れて煮立ちを止める。再び沸騰したらもう一度水を1/2カップ入れる。アクを取り終わったら落としぶたをして更に鍋ぶたをする。
  5. 後はごく弱火にして、煮汁がひたひたになるまで5~7時間ほど静かに煮る。 途中何度か火を止めてもかまわない。火にかけた時間がその位になればよい。

煮上がってすぐふたを長く開けていると冷気にふれ、豆の皮が縮むので注意する。

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黒豆のじゃこ煮
・・・材料・・・
黒大豆 50g/じゃこ 20g/白ごま 小さじ2/砂糖 大さじ1/酒 大さじ1
  1. 黒大豆は前の晩から水につける。
  2. 黒大豆はふきんまたはペーパータオルでふき、中温の油でかりっと揚げる。
  3. じゃこはさっと揚げる。
  4. 砂糖、しょうゆ、酒をフライパンで煮て少しとろりとしたら黒大豆とじゃこをからませる。
  5. 白ごまをふる。

黒大豆は揚げ方が、足りないと生臭くなるので、中まで火が通 っているか確認する。

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黒豆の炒り鳥
・・・材料・・・
黒大豆 1袋/鶏肉 200g/にんじん 50g/れんこん 300g/こんにゃく 50g/だし 1カップ/酒 1/3カップ/砂糖 大さじ5/しょうゆ 大さじ4/酢・塩 少々
  1. 黒大豆は一晩水につけてから柔らかくゆでる。
  2. 鶏肉は食べやすい大きさに切り、人参は一口くらいの乱切りにする。れんこんは皮を厚めにむき乱切りにして酢水にさらす。こんにゃくは塩もみをし洗って一口大にちぎり空炒めする。
  3. 鍋にサラダ油を入れ、鶏肉を炒め、色が変わればいったん取り出す。
  4. 油をひいて残りの野菜を炒め鶏肉をもどして豆を入れ、酒を全体にふり、だしを入れ、沸騰すればアク、泡をとり、砂糖、しょうゆを加え落としぶたをして弱火で煮汁が1/4の量になるまで煮る。
    ☆途中何回かかき混ぜる。

弱火で味がしみ込むまで、根気よくかき混ぜながら煮ましょう。

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黒豆の甘煮
・・・材料・・・
黒豆 240g(2カップ)/水 10カップ/砂糖 2カップ(あれば三温糖)/塩 小さじ1
  1. 黒豆をさっと洗い、一度ため水の中へ入れて浮いてくるものを取り除く。
  2. 水、砂糖、塩の分量を全部合わせて、洗った黒豆を入れて一昼夜つける。
  3. 豆が十分に膨らんだら、そのまま鍋に移して火にかける。
  4. 沸騰して煮上がり始めたら、アクを取りながら真ん中に小さな穴を開けた紙蓋を被せ、ごく弱火で柔らかくなるまでたく。
  5. 煮汁がなくなりかければ、水又はお湯をゆっくりと入れて常にひたひたの状態にしておく。
  6. 豆を指で軽くつまんで潰れる程度になれば、そのまま常温になるまで冷やす。
  7. 冷めたら保存容器に黒豆が浸る程度の煮汁を入れて冷蔵庫へ。

皮にシワが出来にくい方法。豆の甘さや堅さは、お好みで。

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黒豆のパウンドケーキ
・・・材料・・・
小麦粉 240g/バター 240g/砂糖 240g/卵 大4個/ベーキングパウダー 大さじ1/黒大豆 1合程度140g/砂糖 100g
  1. 黒大豆140gは前日から水につける。黒大豆を柔らかくなるまで煮込み砂糖を入れて煮る。
  2. 小麦粉、砂糖を粉ふるいでふるっておく。
  3. ボールにバターを入れ泡立て器でクリーム状になるまで泡立てる。砂糖を入れて再び泡立てる。さらに卵4個を加えて泡立てる。小麦粉とベーキングパウダーを入れ混ぜ合わせる。
  4. ケーキ用のカップに流し込む。上から黒大豆を加え、170度のオーブンで約45分焼き上げる。表面に割れ目ができて、少しきつね色になれば出来上がり。

黒豆の入ったケーキもなかなかいける!

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